H8 実用編はじめに

testboard

実験編では、とりあえず動かしてみる、動かす方法を考える、一通り動かして基礎を学びました。動かしてどんなものか特徴を実験してみるということが目的だったので、
次の実用編ではコントロールすることを目的に、実用編 に一歩進んで、これからは、実用に結びつくように作る、ということにしようと思います。


実用編 はじめに

実験編では 師匠ページの

TekuRobo工作室

をもとにさせていただき、それを3664F TINYでいろいろ実験して、動かしてきました。

 

いきなり製作に行く前に、その一歩手前

 製作品のモノのブロックとなっている入力モジュール、入力を受けてそれを出力(モーターなど)するなどを実験しながら考えていく予定です。

 

これから作るモノも

実験編での、とりあえず動かしてみる目的から
→実用のための一部になるようなもの

を作り、徐々に実用にしよと思ってます。

テストボード

LCD液晶表示で、モータードライブ、サーボ用入力スイッチなど、いろいろボードに加え、H8を差し込めばいいものを製作しました。

 

 testBoard

 

写真では見えませんが、
入力スイッチ類、 SPモーター、サーボモータ、DCモーターも
コネクタ、ドライブ回路を付けて扱いやすくしました。

 

 

これまで使っていて、不具合もなく便利に使えているので回路図をリンクに出しました。
(ちらかった煩雑な図になっていますが機能はわかると思います
テストボード回路図

 

これまでずっと使っているので配線に間違いは無いと思いますが、秋月の3664Fや3694Fにも種類があるのでそのまま作る人はピン説明書を確認しながら作りましょう。(回路図を見て原理が理解できない人は、やめておいた方が無難です)

 

testBoard 
 testBoard-part

間にコネクタを入れて配線しています。
これで、接続用のオスピンを曲げてショートPINをつくっておきます。

通常は、これを差し込んでおくと、通常どうりつながった配線なのですが、他のピンや外部から引き出したり、入力したいときには、ここにジャンパー線を差し込むことで、周辺の機器を入出力につなぐ、配線も変えることが手軽にできて大変便利

 

しかし、これが、機能を盛り込もうと思うと H8-3664tiny は、IOポートが少なく大変ですね。
普段、多くの機能を使用しないので感じませんでしたが、IOポートが少なく、どれに割り振るか選択に悩みます。ほとんどのPINが兼用となっているので。

LCD液晶表示に最低6本のIOポートが必要で、取られるのが痛いです。複雑なことをやってないので初めてポートの少なさを感じました。3664はIOポートとして 0-8bit まっすぐ素直に取れるポートがホントに少ないのを改めて知りました。

変換ボードを作り、PICにも使用しています。

 

実装機能

だいたい以下のものをつけました。
コレくらいの機能があればまあまあ使えるのではないでしょうか。

 

(電源)
  • 3端子レギレター(3664登載のものは使用せず)
     取り説にしたがって、使わないように、基板上の配線を切ります。

 

(スイッチ入力)
  • プルアップ入力
  • チャタリング防止付入力(74LS14使用)
  • DIPスイッチの入力

 

ボリューム入力
  • 可変抵抗
  • ロータリーエンコーダ


長年使っていますが、安物スイッチ類は接点の調子が悪くなりました。
長く使うなら周辺回路機器もイイ機器を使いましょう

 

(モーター)
  • SPモータードライブ
  • サーボドライブ
  • DCモータードライブ

 

(表示)
  • LCD液晶
  • LCD液晶

 

テストボードは 回路図と同じように配置して、裏面からでなく上から見たように配線すると あとから見るのに何かと便利です。
紙フェノールは保管しておいても反るので、やはりサイズの大きいものはガラス基板が向いています。

これでこのHPの実験は全部できています。

 

 

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